どらちゃんの徒然日記

クローン病に負けるな!まだまだ人生を諦めていないアラフィフ女子の日々のことを徒然に書き綴ります

生きていることの意味

今日は 阪神淡路大震災から23年目の日でした。

 

私は当時は東京に住んいたし、震災の様子はテレビや新聞で見聞きする以外、実感として得られたものはない。

 

そして

阪神淡路大震災以降、たくさんの災害があり、

ほんとに心痛むことばかりあると思う日々だ。

 

今日は、たまたまつけていたテレビで

阪神淡路大震災で震災遺児になった方々の今を追ったドキュメントを放送していて

 

何気なく見始めたけど

涙でぐしょぐしょ、鼻水じゅるじゅるになった。

 

 

いろんな「今」の状況だけど

私が一つ感じたのは

皆さん共通するのは

家族が亡くなった中で自分だけが生き残った意味

今 自分が生きている意味を探している

ということだと思った

(もし、違っていたらご本人さん、ごめんなさい)

 

 

震災ではないけれど

私も17歳からクローン病を抱えて生きていて

今まで何度となく再燃をしたり

入院、手術をしてきたけれど

どうしたわけだか 死ぬことなく生きている。

 

クローン病では簡単に死なないと思うよ」

とか言っていた研修医もいたな。。。

 

病気をしてから

自分の夢はほぼほぼ破れてしまい

意図していない人生を歩いている

 

病気をしなければ

言われなくて済んだことや

味わわなくてすんだ屈辱とか

いろいろあって

それでも私は生きている

 

8年前には

クローン病の悪化から人工肛門保持者となった

それでも死なない、死ぬ気配な~~~し!!

 

無理解からくる

心無い一言に傷ついたことは

もう数えきれないほどあったし、いまだにある。

それでも私は生きている

 

 

私はいつからか

自分が病気を抱えても生きている意味を

探し続けている

 

 

答えが見えるかもしれないと思って

新潟県患者会設立時には

設立メンバーの中心となった

 

障がい者雇用をしている職場には

積極的に応募したし

障がいがあること

病気があることは

わりと積極的にカミングアウトしてきた

 

 

私がきちんと仕事すれば

後に続くへの道ができるかもしれないとか

そんな気持ちも持ったこともあった

 

 

そうして幾星霜

 

この体で生きていることの意味は

いまだに見つからない

 

 

震災でご家族を失った震災遺児の方々とは

まったく状況は違うけど

「今 生きていることの意味」を考え続けている点では

なんとなく親近感を持った

 

そんな今日だった・・・

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