私、「ママ友」いません
こんにちは。どらちゃんです。
福岡県で5歳の男の子が餓死した事件で、母親とそのママ友が保護責任者遺棄致死ということで逮捕されました。
母親の供述からママ友に金銭的にも精神的にも支配されていたということから事件が起きたとの報道されていました。今後の捜査によってこの事件の詳細がはっきりしてくると思いますが、今は男の子をご冥福をお祈りしたいと思います。
この事件の報道を聞きながら子どもが小さかった時に私にはママ友はいなかったなぁということをふと思い出しました。
同じ幼稚園や保育園の子どもと仲良しのお友達のママと仲良くなって、友達に発展する、ということは私にはありませんでした。
子どもが仲良しのお友達のおうちに遊びにお邪魔した時に私もいっしょに行って、数人のママとお菓子を食べながらおしゃべりをした経験はあります。また、保育園のお迎えの時にいつも会うママさんとお迎えの時にちょっと長い時間おしゃべりすることはありましたが、お迎えの時以外、例えばランチをしたりお茶したり、という経験はありませんでした。
ママ友がいたらよかったのかもしれないけれど、でも意識して作らないようにしていたわけでもなく、かと言って積極的に作ろうとしていなかった私は、とうとう子どもが高校卒業するまで、ママ友はいないままでした。
困ったことはあったかもしれないけれど、過ぎてしまうと忘れてしまうのでしょう、具体的な困ったことは思い出せません。
節目節目の時・・・例えば小学校や中学校の入学時、中学の塾選び、高校受験など・・・にわからないことや不安なことはママ友と情報交換していた、という話を聞いたこともありましたが、私にはそれがなかったけれど、その時その時に、例えば仕事で知り合った子どもより1年上のお子さんがいる方や、たまたま話をした近所の方などに聞きながら乗り越えてきました。
ただ、ママ友がいなかったために、子どもになにか友達関係において不自由な思いをさせていたことがあったかもしれないけれど、その辺は子どもに聞いてみないとわからないし、直接不満をぶつけられたこともないままに現在に至ります。
子育てに迷わなかったわけではないし、悩みもあったけれど、私・夫双方の両親も健在だったのでそこに頼ることが出来たし、夫も最初は面倒くさい感じは多少あったけれど、私が一生懸命に話を繰り返していったら、わりと相談に乗ってくれるようになってきたのでずいぶん助けられてきたので、私は恵まれていたのだと思います。
そして何よりも、現在のようにSNSも発達していなかったので、情報が入りにくかったことも良かったのかもしれません。
また、私には病気があって障害もあったので、いわゆる「健康なお母さん」のようにはいかないんだよな、という自分自身の中にあるある種の諦めとも言えるような感情のために、それほど友達作りに固執しなかったのかもしれません。
でも私は、ママ友を否定するつもりはありません。
私の妹はママ友が何人かいて、情報交換しながら日々過ごしているようで、パートの仕事もママ友の紹介だったと聞いたこともあります。また、妹は転勤族なので、移り住んだ土地での生活においてはママ友からの情報は助かった様子を見ていると、そういう存在が特に現在のように孤独な子育てをしている母親にとっては、大事な存在だということはよくわかっているつもりです。でも私は結果的にママ友はできないまま子育てが終わりました。
「ママ友はいらないわ!」というオーラを出していたつもりはなかったのですが、結果としてこうなってしまったのでこれはこれで良しとするしかないです。
それにしても、私って友達少ないんです(笑)
「友達と~~」なんて話をしたときに「えっ?友達いたの?」と子どもや夫に驚かれたこともあったくらい。
作らないでいるわけでないのだけど、結果としてできないのだから、仕方ないですね。